今回は邦画「いつも月夜に米の飯」を紹介します。
昔は、電気もなく、白米は庶民にとって貴重な食べ物だったことから、月灯りの下で白米を食べれる生活は庶民の理想だったそうで、不足のない生活のことを「月夜に米の飯」というそうです。
作品もどこかでこれを伝えたかったのかなと。結末は満足だったということなのかなと思います。
最期に食べたいもの何でしょうか?
調べてみたら、お寿司、焼肉、おにぎり、お味噌汁が上位でした。おにぎりやお味噌汁はわかるなぁ~。たぶん、和食で締めくくりたくなりそう。
ちなみに私は「卵かけごはん」かなと。食も細くなってきているだろうということで、食べやすい卵かけごはんにしました。
でも最期のご飯、誰に作って欲しいか?までは考えたことがありませんでした。できれば、一回り以上年上の夫さんに作ってもらいたいな。酷な話ですけどね(;^_^A
作中で、ヒロイン千代里が「アサダさんは何が好き?」そう問いかけるシーンがあります。
アサダは「生姜の佃煮」と答えます。「千代里が作ってよ。俺の人生最後の飯。俺、千代里と家族になりたい」
こちらの物語のヒロインは高校3年生。そしてアサダさんは30代くらい。
このシーンを読めば、プロポーズみたいですよね。
ヒロインもそうだと思ったわけで・・・一瞬で、怒りに変わるのですが(;^_^A
アサダ「だめ?麗子さん戻ってきたらあの人と結婚するから」
千代里「はぁ~(# ゚Д゚)!!」
いつも月夜に米の飯 あらすじ(ネタバレ)
東京で高校に通う千代里と、新潟で居酒屋を開いていた母、麗子の話。
ある日、母、麗子が失踪します。そのことにより、千代里は新潟に帰ることに。
麗子は自由奔放で、男癖も悪く、親子関係はよろしくないのですが、女手一つで育ててくれた恩もあり、複雑ながらも、居酒屋の料理人アサダと居酒屋を切盛りすることになります。
その中で、アサダに心を許していくんですよね。アサダは、麗子、母の帰りを待ちたい。麗子に惚れていたわけです。
麗子は男と駆け落ちしたらしいんですけどね(;^_^A
千代里はアサダとこのまま二人で居酒屋ができればいいのに・・・そう思っている矢先、麗子は一人で帰ってくるのでした。
麗子に惚れているアサダ、アサダの想いを知っている麗子。二人がくっつくのは、当たり前のようで。
麗子とアサダは結婚することになります。
結婚式で娘、千代里が麗子に宛てた手紙(男と失踪したこと、千代里はアサダが好きであることをぶちまけ)を読み、結婚は白紙となってしまいました。
ぞじて、アサダは二人から去るのでした。
千代里はアサダと一緒に行った港町のご飯屋さんでアサダが働いていることを知り、高校を辞めて、ご飯屋で働くことにします。
そう、結局の話、千代里とアサダは一緒になることになり、麗子には新しい男ができてめでたしめでたしになるのです。
千代里「10万回何の数だか知っている?人が一生のうちに食べられるご飯の回数なんだって。」
アサダ「なるほどねぇ~」
千代里「ずっと前にした約束覚えてる?」
アサダ「叶えそうでほっとしている」
最期のご飯は千代里に作ってもらえそうだということです。
麗子は千代里にアサダを譲った。幸せが近づくと怖くなるタイプの麗子。みたいだったので、失踪も、アサダと距離を取りたかったのかなと思う。
まさか娘に譲ることになるとは思ってもいなかっただろうけど。
アサダはいつから千代里を思っていたのかが気になるところ。
この関係、親子としてずっと続くと思うと私には考えられないし、ぞっとしますけどね。
ポップなエンディング曲がなんだか、丸く収まった感があって。ハーピーエンドみたいです。
実際の話としては受け入れにくい話ですが、最後の晩餐誰に作ってもらいたいか。って考えるきっかけとなったかな。
うちの夫さんは最期は焼肉。できれば口の中に焼肉をねじ込む役目はしたくないと思ういとおかしでした。
生姜の佃煮
せっかくなんで生姜の佃煮作ってみました。
きっかけを大事にしているので、こんな機会がなければ生姜の佃煮なんて作らなかったと思います。
買うもの、もらうものって感じだったので(;^_^A
アサリも入ってます♪
生姜の佃煮を使っておにぎり弁当。甘辛くて、ショウガがピリッと効いていて、たまに食べると美味しいものですよね。ご飯のお供ってやつです。