だんだらごはん2巻に登場する軍鶏鍋(鶏鍋)を紹介します。
福岡県の鶏肉専門店でお聞きしたところ、精肉店で軍鶏を扱ているところはないとのことでした。なんでも取り扱えないとのことです。
地域によって違うのかもしれませんが、そういう返答でした。
どこかで手に入れることはできますか?と聞いたところ、難しいでしょうね。とのこと。
軍鶏と掛け合わせた物なら手に入るかもしれないが、天然記念物になっており、闘鶏として育てているところはあっても、食用として育てているところはないんじゃないかな?と。
闘争心にかけると判断された鶏は軍鶏鍋にされたそうです。
今でも取り扱っていて、食べれそうなお店もありますが、今回、調べて軍鶏肉はあきらめようと思います。
牛だって、豚だってそうなんですけど、命を頂いて生きさせてもらっていることを、再認識しました。
だんだらごはん2巻のあらすじ
「だんだらごはん」の中でも
沖田君は自分のせいではじめさんを罪人にしてしまった。そのことがあって、沖田君は食欲がありません。
それを見かねた土方さんが、沖田君に、「斎藤が生きていてよかったじゃねーか。あいつは強かった、だから生きのびた。生きてりゃなんとかなる。」
そう言って、軍鶏を絞めるところから始めるのでした。
「生き物を殺して自分が生きるのなんか別に当たり前のことなんだよっ。別の命を血肉に変えてしっかり生きるのが奪った命への礼儀っつーもんだ」
本当にそうだな。生き物に感謝して、しっかり生きなければいけないのですね。私はそういうことにふれたり、聞いたりすることを避けてきました。
魚を捌くのもできません。最近、よく目にするのが、TVでこちらのお肉が美味しいんですよ!というお店の紹介。
そして、そこで食べれる牛を映像で見せてくれる。これっていることなの?と思ってしまいます。
魚なんて、捌くところを映像で見せてくれたりしますが、これも私は複雑なんです。
マグロの解体ショーとかも必要なのかな・・・。生き物に対してありがとうと思っている気持ちを考えると礼儀に背く気がします。
ただ、生き物を育て食用にしてくれる仕事をしてくれている方たちにも感謝しなければなりません。自分ではできない仕事をしてくださる。
ただただ、頭の下がる思いです。ありがとうございます。
鶏肉さんにも感謝して
軍鶏ではなく鶏鍋を紹介します。
だんだらごはん軍鶏鍋鶏鍋
軍鶏鍋は坂本龍馬も好んだとされる料理だそうです。
材料
- 鶏肉
- 長ネギ
- (これだけでは寂しいので、江戸時代にも食べられていた、豆腐、麩、椎茸、うどんも入れて、すき焼きのように卵につけて食べてみました。)
割り下
みりん1:酒2:醤油1:水6の割合で。
作り方
①割り下の材料を合わせて沸騰させます。
②ネギ、鶏肉を適当な大きさに切り、鍋に入れて煮ます。
③作中では粉残照をお好みで入れていましたが、苦手なので入れていません。
卵につけて食べる方が私好み。江戸時代なら卵は高級品だから使っていないのかなと思いつつ、頂きました。
だんだらごはん 江戸時代の鶏鍋の感想
少し濃いめで、甘みが少ないかな?軍鶏の臭みを取るためには濃いめがいいんだと思います。
作中ではネギを焼いていませんでしたが、焼いてから入れてみました。
江戸時代は砂糖も高級だったので甘めの味付けはしていないと思われます。
大奥の漫画の中にも料理がちらっと出てくるのですが、煮物に甘みを入れるなんて、食べれるものか。なんて書いてある節があったので、当初は入れていなかったものだと思われます。
なので忠実に再現されたい方は作中通りに。
美味しくいただきたい方は調整されてください。
私はパールスィートをお玉半分くらい入れて頂きました。私は甘党なので、調整はご自分の舌でお願いします。
後、作中で出てきて気になった「江戸ラーメンかけ」。
川崎製麺所さんで購入できるとのことだったので、買ってみました。届いたらまた載せたいと思います。
水戸黄門が食べたと言われている、今のラーメンの事です。
レンコンをすりつぶし、粉にして、小麦粉と混ぜ合わせて麺を作るというもの。めんどくさそう(>_<)ってことで、あっさり買ってしまいました。
楽しみです♪いとおかしでした。
↓作って美味しかったものを紹介しています。
↑バチェラー3がAmazonプライム会員だと無料で観れちゃいます。続きまだかなぁ。楽しみです!