今回はリメイク料理。
煮物って作っても余ってしまいませんか?そんな時に考えるのはコロッケにしてみたり、けんちん汁にしてました。
パパと親父のウチご飯を読んでいて、今回はレシピ通りじゃないけどだご汁にしてみました。
家の夫さんは煮干しの出汁は苦手。なのでかつお出汁で作ってみました。
パパと親父のウチご飯 だご汁
材料(4人分)
だご(だんご)のたね
- 薄力粉 100g
- 塩 少々
- 水 60ml
出汁用
- 水 600ml
- 塩 少々
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 粉末かつおだし 適量
- めんつゆ 適量
具
煮物の余り物
- 干しシイタケ
- ごぼう
- ニンジン
- 里芋
- 大根
- こんにゃく
- 平天
鶏もも肉 100gを追加
作り方
①ボウルに薄力粉、塩、水を入れて耳たぶほどの柔らかさになるまで良く捏ねます。(水加減は耳たぶに近づく感じで増やします。)
布巾をかけて30分ほど置いておきます。
②水600mlに顆粒出汁を入れ沸騰させて、鶏もも肉を入れます。色が変わってから、煮物の残りを汁ごと入れます。
③出汁に塩、醤油、みりん、めんつゆで味を調えます。
④沸騰したらアクを取りだごを一口大にちぎって入れます。
⑤だごが浮かんで来たら完成です。
だご汁の感想
余りの煮物を使うことで時間短縮。煮物からのリメイクで作るのをズボラの私的にお勧めします。
味も浸み込んでますし、好きな味に調整さえすればすぐできちゃいます。
だごを入れることでボリュームUP。煮物だとそう食べれないのに汁物にすると食べれちゃうのはなぜなんだろう?
後は唐揚げと大根のサラダ。マヨネーズに醤油、お砂糖、すりごまを加えて、びっくりドンキー風。
だご汁は熊本県のご当地グルメ
小麦粉で作った団子を、季節の野菜、肉などと醤油または味噌で味付けた汁ものです。大分県でもだんご汁ってのがあり、ほとんど同じです。
鶏肉以外の肉では食べたことがなかったのと、味噌を使っているのは食べたことがあったのですが、けんちん汁のような醤油味は初めてでした。
味噌も醤油も美味しいです。
だご汁の登場回
師匠の奥さんの所に4人でお礼をしに家にお邪魔します。
師匠の家には猫が2匹。ハルとコテツ。
愛梨ちゃんと清一郎君は猫さんと遊びたいのです。
ハルと遊ぼうとしましたが構ってくれません。
コテツと遊ぼうとしましたがコテツはどこにもいません。
おばあちゃんに聞いたら「かくれんぼしれるんじゃないかしら」
必死に探す二人ですが・・・コテツは亡くなっていました。
おばあちゃんは言い出せなかったんですよね。
愛梨ちゃんも清一郎君もまだ亡くなるってことを知らない。
鳴海さん「きちんと教えた方がいいかとつらいですが命は替えがきかないものだと知る時期だと思います」
愛梨ちゃんと清一郎君を呼び
鳴海さん「もうコテツには会えない・・・」
愛梨ちゃん、清一郎君「なんで!?」
愛梨ちゃん「あいりのママみたいにがいこくにいるの?」
千石さん「違う。ママは遠くても声も聞けるしいつか会える。けどコテツの声は聴けないしもう二度と会えねえ」
清一郎君「なんで?ぼくのこときらいになったの?」
鳴海さん「会いたくても会えないんだ。猫でも人でも死なない動物はいないから」
愛梨ちゃん「おやじもしぬの?」
千石さん「いつかはな。でもずっとずっとずーーーっと先だぜ。安心しろ」
煮干しが好きだったコテツ。袋に顔を突っ込んで食べてたそうです。
ハルは煮干しには興味がなかったの煮干しを取って食べてました。
清一郎君「・・・ハルじゃないよコテツだよ。コテツがそこにいるからさみしくないねハル」
おばあちゃん「・・・そうだったの、ずっと一緒に居たのね」
胸が締め付けられます。私も何度かの別れを経験してきましたが、夫さんがいなくなるのが一番怖い。
義母の旦那さんが突然亡くなってから、不安が大きいのです。
元気に出て行って、お昼にTELがあったのに、道路で倒れてそのまま帰らなかった・・・。
それから、もう何年も経つけど、帰ってこなかったらどうしようと不安になります。
約束と、「後でな」が最近の合言葉。
そして長生きしてくれている猫さん。いつか迎えるであろう日を思うと、もっとわがまま聞いてやらなきゃなと思ういとおかしでした。